アマミノクロウサギとは

 

「アマミノクロウサギ」(ウサギ科アマミノクロウサギ属)

アマミノクロウサギは奄美大島本島、徳之島に生息し、なんと100万年前から、他の地域と隔離された環境で原始的な姿を残しながら独自の進化を遂げています。

・1921年 天然記念物に動物第1号指定

・1963年 特別天然記念物に指定

(特 徴)
・体長40cm~50cm 黒や暗褐色色 耳が短く後ろ脚も短い。爪が発達して穴を掘るのに適している。普通のウサギと違い鳴く子ウサギは、別の穴で生活している。親ウサギは2日に一度ぐらい授乳に行き、終わると入り口をわからないように埋め戻す。飼育下では15年間生存している。

・2000年から大和村にある環境省の野生生物保護センターで外来種のマングースを駆除するため「マングス・バスターズ」が組織され駆除活動を行った結果、近年は生息数が回復してきている。現在は野ネコ、野犬が増加傾向にあり、先日NHKの全国版で野ネコがクロウサギをくわえた写真(徳之島)が放送され問題視されている。

・幕末の薩摩藩士 名越佐源太が著した「南島雑話」では大島ウサギの名で記されている。「耳短く、倭のウサギと異なり猫に似る」と説明されています。

 

 

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